ENVは起業のプロセスを学ぶもので、実際に手を卯が貸すことに主眼が置かれている。アイデアを出し合って、それを元に3~5人からなるチームを組成して、ビジネスプランを作り、(よければ)起業することになる。ビジネスプランと言っても、Lean Start-upが主題になっているので、大仰なものではない。
この授業の良いところは、学ぶ方法を学ぶことを重視していて、チームとしてPDCAをいかに早く回すかという点を実践的に学ばせようとしているところ。また、教授もスタートアップに成功している人で、生徒がなにを最も重視しているかを一番に気にかけているのもすばらしい。
今週は、アイデアピッチとチームの組成までやったので、来週はBusiness Model Canvasを準備して、それを元に、教授らとディスカッションすることに。楽しそうなチームメンバーを見つけることができたので、彼らから学ぶ機会もまた楽しみで仕方がない。
MERについては、アメリカの教育改革をどのようにやると良いのか、と言うテーマ。大量のリーディングと遅い時間に始まる長い授業(午後6-9時)とあり、ちょっと大変。興味深いのは、Teach For America経由の教師だったり、純粋な教師キャリアの人だったりが経験をシェアしてくれること。もちろん、ビジネスバックグラウンドの人もたくさんいるから、その辺の視点で問題を切っていくのも面白い。
先週は、Greater New HavenにあるDistrictの中から選ばれた3都市の教育をどのように改革するか議論。具体的には、関連する指標を分析し、それをHarvardやMcKinseyが提唱しているフレームワークを使って落とし込んでいく。
驚くべき事に、近隣都市のBridgeportの平均所得は$17,000にも満たず、子ども達の学力達成も信じられないほどに低かった。そうした、Poor SchoolをいかにFair Schoolにするか、そこからGood School、ひいてはExtremely Great Schoolにするかという議論はやりがいがある。理想論だけでなく、現実的な視点も持ち込まれていてよかったなと。
両科目、今後の負担は益々増えるけど今後の展開がとても楽しみ。
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