2014年12月23日火曜日

イェールでの起業準備

いま、日本で展開できたらいいなぁと思っている事業の準備をちまちまと進めているものの、なかなかうまく考えがまとまらない。まぁそうだよなぁ、未知のエリアだからわからないことばっかり。未知のエリア、というのは、職務・業界の観点から。授業で習ったこと思い出しながら情報を整理して、ということをやってる最中。

ただ、これが面白い。結局、学生のうちに色々出来るわけで、リスクはたかが知れてる。ほんとうに困ったら就職活動をすればいいわけで、それまではリスクを取って成長できるような環境に身をおきたい、せっかくMBAを取りに来てるわけだし。

Yaleについて言うと、Entrepreneurshipとはあまり関連した情報を日本では耳にしないかもしれないけど、充実してると思う。相対的にどうかは不明。もちろん、西海岸はVCが多くてVentureがぼんぼんとたってるから、関連サービスは手厚く存在してて、それと比べるときっと薄いと思う。

それでもやっぱり、大学のサポートがすごいなぁと。というのは、大学がEntrepreneurを後押しするように舵を切っているから。実際に、YEIという組織が、IdeationとかDesign Thinkingといった基本的なレクチャーを始め、Mission Driven Organizationに関するセミナーも頻繁に開かれている。でも、当然それだけじゃない。資金的な支援もそうだし、ネットワークやコンサルティング支援も大学のリソースをフルに活用して実施してる。

面白いなぁと思うのは、感謝祭を一緒に過ごした友人夫妻のクラスメートのベンチャー準備。彼自身にはアイデアはなかったものの、とある研究者の研究テーマをビジネスにするプロジェクトに応募したことがキッカケで、いまローンチに向けて動いてる。まぁどこでもやってるんだろうけど、リソースマッチング。これに、大学教授の支援・コンサル・ネットワーキング(彼らの中にはVCだったり、Entrepreneurとして活躍している人が複数存在する)が加わって、徐々に形になっていく。Coca Colaに買収されたHonest Teaもそんなフローのよう。Yaleの学生のアイデアを元にメンバー募集して形にして、Negotiationの教授がCoca Colaと交渉して、、、なんてことしたみたいだし。

僕の場合は、フルブライトの関係で日本に戻る事になってるし、日本でやりたいことがあるから、Yaleでの起業プロジェクトには手を出していないものの、「企業をしたくて来た」という同級生の話がいまになって繋がる。

僕自身も、日本での活動にむけて大学のリソースがどの程度活用できるか検討中。これを利用できたらすごく楽になるからなー、使えるといいなぁ。

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