2015年7月22日水曜日

日本の一時帰国の振返り

いまさらながら、6月に2週間程滞在したときの、日本への感想を書いてみようと思う。よく、こんなに時間が過ぎたからなぁ、と書いたこととか考えたこととかを捨て去ってしまうことがあるけど、ためしに、普段とは違うことをしてみようかなと。おそらく、古いことでも整理してまとめるのは、少なくとも自分の頭や感覚を整理するためには価値あることだろう。


  1. 感動した日本の側面
    1. サービス業の仕事のスピードと品質の高さ、働く人のプロ意識の高さ
      改めて驚かされた。日本が生産性についてとやかく言われているけど、仕事の効率はとても高いと思う。例えば、アメリカの郵便局員が1時間に捌く顧客の数は、日本の郵便局員と比較すると2,3倍くらい違うんじゃないか。

      食事処の接客はいわずもがな。マクドナルドの比較で見ても、アメリカの店舗は日本の店舗に遠く及ばないだろう。本当に不思議なくらい、仕事への意識の高さ・責任感の強さは、日本が圧倒的。
    2. 清潔さ・整理整頓の水準
      もう空港に到着した瞬間。トランクを運ぶためのカートが整然と並んでいるのを見て実感。なんというか、雑然とした感じが全然しない。どこもかしこもキレイ。日本に旅行した友達が、口を揃えて「日本はキレイだ」って言っていたが、ようやく腑に落ちた。
    3. 食品の種類・質
      もう言うまでも無く、おいしいくて、思い出しても垂涎。祖国の食べ物だから、というのはあるにしても、価格面、ジャンル面での選択肢の広さ。そして、外れがあんまり無い品質の高さ。さすが競争が激しく、一軒一軒がしのぎを削っているだけあるなと思う。
  2. 疲れた日本の側面
    1. 正確性追求の程度
      1-2のポイントと裏返しなのかも知れない。あまりにもきっちりしているし、それが求められているのを感じるだけに、息が詰まった。電車で1分遅れるだけで謝罪アナウンスを出す、とか、なにかを伝える度にあやまるとか。「ご迷惑をおかけして~」というのがとても多く感じられ、そんなことないのになぁと思いつつ、それが求められているのかという点に息切れ。アメリカが緩すぎるせいもあるから、これはきっと逆カルチャーショック。
    2. 規範・役割への意識の強さ
      規範意識は重要なことだと思いつつ、常に見られている、というか、お互いに時折状況を観察し見張りあっている、という印象を受けた。頻繁にお年寄り、そして若い人たち、最後に中年の方々。
    3. 携帯愛
      四六時中携帯いじっている人が多くて、改めて見てみると驚き。異様だったー、という友人の感想を想起。

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