2015年8月9日日曜日

一年は過ぎた

もう間もなく新学期が始まるのかぁと妙に感慨深い。去年の今頃は、妊婦の妻を連れて日本から渡米し、お義母さんとJFK空港で待ち合わせた。到着後は段ボールをテーブル代わりに取り敢えずのご飯を済ませ、数日後にはIKEAに行き、最低限必要なものを買って組み立てた。それからもう一年か。MBAがペイするかどうか、その悪い側面を昨日書いたけど、自分にとってMBAは本当にすばらしい機会に思える。
まぁ、MBAに限定する必要は全くないと思う。留学、ということでいい。たくさんの人に出会って、その中で限られた人と親交を深める。これだけでもすごく充実感がある。この感覚は、思うに、内向的で限られた人としか打ち解けないであろうタイプの人にとってより一層大きいはず。色んな事を深いレベルで話して共有できる人が世界にできるわけだ。単に一緒にいるとか、長い時間過ごすとか、そういうことじゃない。重要な価値観を共有するという感覚に近くって、それだからこそ、長く続く確信がある。とても嬉しい。

今日も久々にブラジル人の友人と晩ご飯を家で食べた。息子は人見知りの極みで泣いてしまった。いままでとてつもなくかわいがってくれてたから、とても悲しく、残念だなー。まぁ、子供は長らく合ってなかったことも会って泣いたけど、家族と一緒にご飯食べて呑んで話して、と言うことができてとても嬉しい。この一つの事例を持って、2000万が割に合うか、と言う話をするつもりはないけど、一部を取り戻せるような気になる。費用対効果は、投資期間と機会損失を含めた投資金額を基に、これから検証していくことになるわけだし。とりあえず、定性的な部分で言うと、本当に満足感は高いなー

が、感慨に浸っている場合ではないのも事実。満足は全てを終わらせてしまう。不満や危機感はたくさんあるはず。危機感でいえば、あと1年を切った。残り何をしよう。勉学でやること・やりたいことははっきりしてる。だが、そんなことじゃない。どんな成果をうみだそう。Yale というコミュニティーに属す以上、貢献したい。いま、Japan Clubで企画していることは当然として、それ以外の領域でなにかしたい。クラスメートを助けるのは当然として、なにかないかな。こういうときにすぐ、自分がなにをすべきかわかっているのは、使命感が高く、全体を俯瞰できている気がする。ここは、動きながら探していこう。

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