2015年1月12日月曜日

Spring 1 初日の出だしはいい

Spring 1、授業初日。今日のNPO会計と戦略的人脈管理に関する選択科目は面白かった。残念なのは、YaleはNPOの分野でとても強いのだけど、NPOへの生徒の関心が低下しているように映る点(NPO会計の生徒数があまりに少なくてびっくり)。キャリアとして追求しなくても、支援も視野に入れて知っててもいいんじゃなかろうかと。既にSpring 2の選択科目が楽しみだし、Fall 1になれば入学理由にもなったSharon M Oster教授の授業もある。わくわくするなぁ。早く、コア終わって欲しい。そして、冬も早く終わって。寒い。

なお、YaleのMBAの授業は2つの点ユニーク。

  1. Integrated Curriculum
    イェールは、コアの授業をステークホルダーの観点から分けてて、CompetitorとかCustomer、Employeeのようになっている。各クラスで授業の内容がオーバーラップしていて、Competitorで習った内容が、例えばInvestorの授業と繋がる、ということがよくある。全体観を持って周りを見るって意味ではとても面白い。
  2. Raw Case
    これもイェールが力を入れていて、一言でYale版Case。Raw Caseという名の通り、情報がHarvardなどのケースのように整理されているわけではなく、膨大な情報から必要な情報を取得して臨む必要がある。大学側はよりビジネスの実態に近い、ということでマーケティングしている。個人的には面白いから好き。ただ、時間がかかって、発散しがちなのが辛い。あと、これはHarvardへの対抗意識なのではないかという気がすごくする。アングラではYaleは本当に知名度があって、特に東部はHarvardかYaleって雰囲気がある。それだけにライバル意識からポジショニングしてできた商品なのでは…と穿った見方をしてしまうのは気のせいか。


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